原発論アンケートTen!!

〈雪月花への核ごみみそぎ〉列島運動

FAX 045-319-0920

原発どうする会本部

生体防御

生体防御

(や) 新型コロナウイルスに対応するやう、特殊に、通信・金融・運輸の諸技術などが発達していく面も、ありませうか。週刊ポスト誌2020年5月1日号21ペのなかに、 (通信界の象徴) ビル・ゲイツ氏の発言が紹介されてゐます。

(紹介記事) …5年前に「人類の脅威は核爆弾よりウイルス」とパンデミックを予想していたビル・ゲイツ氏は、1年半後に完成予定のワクチン開発に数十億ドルを投資し、「全米規模の封鎖、徹底的な検査、データに基づく治療法とワクチンの開発」を提言 (3月31日付ワシントンポスト紙)、パンデミック終息後についてこう語った。
「経済は命さえあれば取り戻せる。病気や死という痛みを最小限に抑えるために、私たちは今こそ経済の痛みを受け入れるべきだ。ワクチン完成までは人々の生活を元に戻すべきではないことは明らかだ」(3月25日放送CNBC)

(や) 皆みなさまは、この発言に、どういふご意見でせうか。
ワクチン開発の現場からは遠い、わたしどもとしては、人びとがおたがひの生体防御力を高めあふ日常研究を、呼びかけます。ここで、生体防御力とは、ひろい概念であり、ワクチン開発も関係する、白血球による免疫力は、その一部であるにすぎません。また、有害な質や量の電磁波を放射するかもしれない諸技術に対応し、人びとがおたがひの生体防御力を高めあふ日常研究も、これからは、必要でせう。
人間の生体防御系は、異物、病原の細菌やウイルス、毒素などの侵入を排除し、体内の老廃細胞・老廃物や、がん細胞などを、処理してゐます。
生体防御系に関与してゐるものには、毛・皮膚・粘膜・涙・鼻汁・唾液・皮脂・汗・胃酸などと、免疫系の白血球 (さまざまな進化度の種類がある) と、10年ぐらゐ前までは、明確に意識されてはゐなかつたかもしれない、常在の細菌・ウイルス微細生態系とが、あります。むしろ、われわれの全身の皮膚や、口から肛門までの腸管内や、女性の産道に、無数種の細菌・ウイルス微細生態系が調和して常在してゐることこそが、生体防御系なのです。これが、“新参者”の病原の細菌やウイルスを排除する働きもしてゐます。各種化学薬品により、神経質に「消毒」しすぎると、かへつてこの常在微細生態系の調和を乱してしまふ。さういふ、逆説もあります。このあたりは、佐々木 淳著『腸内細菌はすごい!~健康長寿の最大兵器』(KKロングセラーズ2020年2月) を参照してください。この著の表紙には、著名な藤田紘一郎先生の写真と推薦のことばが入つてゐます。

(推薦のことば) これまでの研究者が気づかなかったところを解説されており、腸内細菌をはじめとした細菌類の働きについて
新しい見方を提示した
(同著227ペより)
様々な細菌がいると匂わない。
様々な細菌がいるとストレスがない。
様々な細菌がいると清々しい。
様々な細菌がいると健康でいられる。
様々な細菌がいることが衛生的。

(や) まう少し大きく見て、ホルモンや神経系が関与する、本能的な、背伸び・あくび・うなり・くしゃみ・下痢・食欲不振なども、生体防御系と言へます。
人間は、全身の皮膚・感覚器官を通し、体外感覚 (視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚) してゐます。全身の体液・皮膚を通し、一定の排泄 (排毒) をしてゐます。とくに、足の裏・手のひら・舌・鼻の穴・耳全体・眼・頭皮が重要なのです。
また、血液を中心とする体液について、そのホルモン濃度などを、体内感覚してゐるやうです。
養生とは、すなはち、〈体液の、質と循環の、調整〉であると、考へられます。
しかしこれは、実践としては、簡単でなく、究極は、生活全面 (姿勢動作・呼吸・食事と排泄・人間関係とくに異性関係・精神・生活環境) の修正=悪業(あくごふ)からの解脱(げだつ)までを、要するでせう。
が、日常研究として注意すべきは、また、単純なことです。全身の働きは、神経と骨格と筋肉とホルモンと血液により、統一されてゐます。〈呼吸は楽か。脈はととのつてゐるか。気分はよいか。〉これに注意し、そのやうであれば、全身の働きは統一されてゐます。そのやうでなければ、さうなるやう、〈冥想〉し、工夫すればよいのです。さらに、安眠を工夫すればよいのです。
微視的には、細胞内の細胞たる、ミトコンドリアがあります。主な働きは、酸素分子と、栄養から、ATP (体内を動かす素(もと)) を産生することですが、それに限らぬ、多くの重要な働きがあり、さらに、全身のミトコンドリアどうしに、重要な連関もあるやうです。
民間にてよく、「自然治癒力」と言はれますが、その実態は、このミトコンドリア全身連関と、先の常在細菌・ウイルス微細生態系調和と、〈酵素活性場〉の、三者のやうです。〈酵素活性場〉は、生理にも関与する空間の性質であり、わたしどもの「TQ技術」の事実を説明するため、提唱させていただいてゐる、生理学と物理学の新しい概念です。
以上を踏へつつ、自覚的な生体防御は、〈自分自身が個性的に必要な栄養と教養と精神安定〉を追求し続けることでせうか。その究極は、〈記憶と念を快適にする〉ことでせうか。
社会的には、〈生体防御としての学問・規範・祈り・芸術と武道〉といふ概念も、成立するでせうか。人間の思考・情念・情感・生体において、とくに、情念の良縁を追求し、悪縁を回避することは、それが直接に、健康な酵素活性といふ生理に、関与してゐるのかもしれません。

« »